2016年02月17日

荘子 斉物論篇 23(荘子さん、おもしろいよ。)




2016年2月17日(水)


荘子Ⅰ 中公クラシックス 森三樹三郎
内篇 第二 斉物論篇
p65~66

23
(引用:p66:森三樹三郎:~死の世界に行ったものも、行ってみれば案外に楽しいので、なぜ死ぬ前にあれほど生きることばかり願っていたのだろう、と後悔しないとはかぎるまい。)



引用者:kurage0147130:ここを読んで、一番言いたかったのは最後のここのところだなと思った。ここを言いたいがために他の最初・中盤の文を作ったのだなと。


 ここは完全にひっくり返って、死から生を見ている。死んでみれば、生に執着していたのがバカバカしいと。後悔するかもしれないなどと言ってのける。


 確かに僕は生にもみくちゃになっているけれど、生は死とワンセットだし、生の側からだけ見ないで死の側から見るという逆説があっていい。

生の先が死ではなく、死が続いていく中で生もあったという、まんま逆に当てはめたのが面白い。

死が生の終わりの行き着いた最終地点で区切れ終わってしまうのではなく、死の世界に遊ぶくらいのこの文章は硬直した死生観ではなく、忌み嫌うのではなく、死の世界に桜の花が咲くくらいの、くだけたおおらかさがあって、僕が死を見る時の硬い感じがなくて別の見方を提供されたなと面白く思う。

こういうのは、真骨頂というのだろうね、荘子さん。またもいい加減なことを書きました。
posted by kurage0147130 at 21:24| 北海道 ☔| Comment(0) | 荘子・老子の読書感想 | 更新情報をチェックする
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